2017WBCのオーダー考察【セカンド編】

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昨日に引き続き、2017WBCのオーダー考察をしたいと思います。
WBCの選手の登録人数は28人。なので野手14人~15人、投手13~14人位の構成になると考えています。改めて考えると、大谷翔平のような二刀流の選手がいると選考に余裕が出そうですね。

今日はセカンドについて考えます。

セカンドはヤクルト・山田哲人と、広島・菊池の二人が選出される事になると思います。

山田は2015年、2016年とプロ野球史上初の二年連続トリプルスリーを達成したヤクルトのスター選手です。

単純に足が速い選手ではあるのですが、それ以上に走塁の意識が非常に高い選手で、二年連続盗塁王を獲得するほどの走塁技術をもった選手でもあります。守備についても守備範囲が広い上に安定しており、セカンドとして平均以上の守備力を持っています。

その上でも特筆すべきはやはり打撃力でしょう。天性のインコース打ちは昨日書いた坂本勇人に引けを取りません。体はプロ野球選手としては小さい方ですが、全身を使った大きなスイングをするためスイングスピードが早く、長打力も兼ね備えています。

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ペナントレースでは得意なインコースのさらに厳しいコースを攻められて気の毒でしたが、それだけプロ野球の世界でも穴が見つからない選手ということでしょう。

広島・菊池は、兎にも角にも守備が魅力の選手です。打球に対する反応、球際の強さ、体勢が崩れた所からでも送球できる肩の強さは日本人離れしています。どんな体勢でも強い送球ができるため、平均的なセカンドでは併殺にならない場面でも併殺を完成させることができます。短期決戦のピンチを守備で救ってくれる可能性がある選手で、ホームランよりも価値のあるプレーを披露してくれるかもしれません。菊池のような選手を獲得し、育成するチーム方針こそが広島の2016年セ・リーグ制覇を生んだと思います。

また、セ・リーグ最多の181安打を記録するなど、打撃能力も年々上昇してきており、こちらも走攻守三拍子揃った好選手です。

山田、菊池を同じポジションとした場合どちらを起用するかという判断は難しいです。山田の場合はシーズンでバントをする機会が無い選手なので、チャンスメークを期待するなら菊池のほうがいいかもしれません。山田の打撃力からすればファースト、サードを守らせることも考えられるので、セカンドは流動的な起用になりそうです。ただ、最近の山田を見てると、怪我の状態がよくないのかどこかプレーがおとなしいという印象があります。個人的にはWBCの短期決戦で、山田の高校球児に戻ったかのようなプレーを見てみたい気がします。

■山田哲人2016年成績

打率 試合 打席 打数 得点 安打 2B 3B 本塁 打点
.304 133 590 481 102 146 26 3 38 102
三振 四球 死球 犠打 犠飛 盗塁 盗塁死 成功率 失策 捕逸
101 97 8 0 4 30 2 93.8% 5 0
併殺打 出塁率 長打率 OPS XR27 XR+ XRWIN BABIP TA
16 .425 .607 1.032 9.16 56.94 6.03 .312 1.204

■ 菊池涼介2016年成績

打率 試合 打席 打数 得点 安打 2B 3B 本塁 打点
.315 141 640 574 92 181 22 3 13 56
三振 四球 死球 犠打 犠飛 盗塁 盗塁死 成功率 失策 捕逸
106 40 0 23 3 13 5 72.2% 4 0
併殺打 出塁率 長打率 OPS XR27 XR+ XRWIN BABIP TA
3 .358 .432 .790 5.58 18.60 1.97 .367 0.738

打撃の数字だけ見ると山田の方がやはり上ですが、短期決戦でどこまで守備を重視するかで起用法が変わってきそうです。どちらを起用するかで小久保監督の目指す戦い方が見えてきます。

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